妄想創作家さんに50のお題+α

 


01 2人で

仲間で集まって酒飲んで。
バカ騒ぎも悪くない。
だが、騒げば騒ぐほど、宴の後ってのはちぃと物哀しい。

静流姉貴と温子さんは底なしで、まだ2人でばかばかとコップを煽ってやがる。
ぼたんは途中で酔い潰れて、温子さんの部屋を借りて眠っている。
幽助は雪村を送ってくっていうんで、さっき別れた。

帰り道が同じ蔵馬と2人だけになると、静けさがなんか痛いくらいだ。
「まだ夜は涼しいなぁ。あぁ、酔いが覚めちまう」
時間はもういい具合に遅く、小声を意識してるのに、いやに声がでかい気がする。
蔵馬も同じことを思っているのか、俺の言葉に小さく「そうだな」と答えたきり、何も言わない。


「なぁ、寄ってかないか?もう少し飲もうぜ」
「…2人で?」
俺の誘いに、蔵馬は不思議そうな、なんか困ったような笑いで答える。

「イヤか?」
「…喜んで」
不安になって聞いた俺に、彼は魅惑的な笑顔でそう答えた。
手に携帯を持って。

「あ…母さん。今日は友達のとこに泊まっていくから」

…は? …泊まってけとまでは言ってないっすよ、蔵馬さん?

まぁいいか。
せいぜい朝まで、楽しませてもらうとしよう。

 

 

 

☆歌里さんからのお題投稿第一弾!!
投稿ありがとうございます、歌里さん♪
いつも仲良くしていただいているので、「お題投稿の口火を切って!」とお願いして書いて頂きました(笑)
私が蔵馬好きなのをよく理解していてくださっているので
歌里さんは桑原君好きなのに蔵馬くんも織り込んでくれました♪
いつもありがとうございますvvv