蒼い月


真夜中 教会の鐘が響く
午前0時を報せる 鐘
君の瞳には 今 何が映っているの

夢の中に置き去りにされた
蒼い月が 僕を見る
壮絶なまでに美しい その光を浴びて
飛び立てそうな錯覚に陥る
背中に真っ白な羽を纏って
飛び立とう 君と共に

真夜中の綺麗な月
深い悲しみに 包まれている日は
その輝きに 癒されていく
柔らかい その光は
僕の心を和ませる

素直な自分に戻っていく
月の魔力に引き寄せられ
僕の心は 君の元へ